こんにちは。防犯ステーションです。
前回は「AP(アクセスポイント)機能」についてお伝えしました。
今回は、「LANケーブルの種類」についてご紹介します。

 

■LANケーブルの種類【カテゴリ】

LANケーブルには、対応できる伝送速度や周波数の違いによって「カテゴリ」という規格区分が
設けられています。カテゴリが大きいほど、高速かつ高周波帯域でのデータ伝送が可能です。
ネットワークカメラで扱う映像データは非常に大きいデータですので、選定を誤るとネットワー
クエラーによる切断や、スムーズに動作しない場合があります。
防犯ステーションのカメラをご使用の際は、必ず「カテゴリ5e」以上のLANケーブルをご利用ください。

カテゴリの種類と通信速度の表

カテゴリの表記はコードの被覆部分に直接「CAT.5e」「CAT.5E」などと記載されている場合があ
ります。表記がない場合は確認が難しいため、カテゴリ表記のあるケーブルをご使用頂くことを
お勧めします。

カテゴリの記載があるLANケーブルの例

 

■LANケーブルの種類【形状】

ケーブル形状の違いによっても通信の安定性などが異なります。
フラットタイプや極細(スリム)タイプは、曲げ易く目立ちにくいというメリットがありますが、
スタンダードタイプと比較して引張り強度やノイズ耐性において劣ります。よって長距離での通
信に使用する際は、スタンダードタイプの使用をお勧めします。

 

■LANケーブルの種類【芯線の構成】

LANケーブルには、芯線の構成として「単線」と「撚り線」があります。

・単線
一般に単線は硬く曲げにくい為、施工面で扱いにくいという懸念点がありますが、ノイズ耐性が
高く、20mを超える長距離通信に適しています。天井裏や壁内など、敷設後に移設することがない
場所であれば、単線のLANケーブルの使用をお勧めします。

・撚り線
芯線が撚り線のLANケーブルは柔らかく曲げやすいため、施工が簡単で機器の移動や移設が簡単に
行えるというメリットがあります。しかし、ノイズ耐性が低く、20m以内の短距離通信に限った使
用が望ましいです。また、撚り線は高い周波数の信号を伝送するのに向いていないため、高速伝送
を行う場合は単線仕様をお勧めします。

 

■LANケーブルの種類【UTPケーブルとSTPケーブル】

・UTPケーブル
UTPケーブルはシールド保護されていない通信用ケーブルの事で、単純にLANケーブルとも呼ばれます。
家庭やオフィスなど主にイーサネット用として広く使用されています。UTPケーブルは電線を撚る
ことによって内部雑音を抑制し、高品位な通信を可能にしています。
コネクタを接続する際に撚りを解きすぎてしまうと、コネクタ付近で内部雑音の抑制能力が著しく
低下し、通信が突然切断されるといった悪影響を及ぼすことがありますので注意が必要です。

・STPケーブル
STPケーブルはシールドが施されたUTPケーブルの事で、ノイズに対する耐性が高いのが特徴です。
UTPケーブルほど普及しておらず、産業用としてノイズの多く発生する工場や研究所など特殊な環境に
おいて利用されることが多いです。
家庭内用途であればSTPケーブルを使用するほどのノイズ源の存在は考えにくい上、PCやスイッチング
HUB、ルーター等の機器を全てSTPケーブル仕様とするのも困難な為、UTPケーブルのみで十分と思われ
ます。

 

■使用条件に合うLANケーブルを選びましょう

データ通信を行う上でLANケーブルは非常に重要な役割を果たします。価格のみで選定したり、
使用条件に合わない商品を選定してしまうと、安定した通信ができないためご注意ください。

 

▼PoE給電にもおすすめ、カテゴリ6、カテゴリ5eのLANケーブルはこちら
防犯ステーション LANケーブルCat5e・6(20m~50m)